
寒天はゲル化する性質を活かして、多くのお菓子やデザートに使用されています。その代表的な食品が、みつまめやあんみつで、さいの目に切った寒天が入っています。また錦玉や淡雪、羊羹などの上生菓子には凝固剤として古くから寒天が使われています。他にキャンディーやゼリー、プリン、チョコレート、ヨーグルトなどによく使われています。
寒天はお菓子だけでなく、日本料理にもよく使われます。とくに精進料理に欠かせないものとなっています。日本料理では、寄せものとして使われることが多く、溶かして液状にされ、その中に野菜や果実、魚のすり身などを入れて固めます。
ゼラチンや本葛とともに凝固剤として使われています。主に前菜や椀物に入っています。また、食品に照りを出したいときは、寒天を溶かして刷毛で塗られます。寒天は中華料理でもよく使われ、杏仁豆腐もそのひとつです。
最近では、寒天に多く含まれる食物繊維の健康への効能が見直され、健康食品としても販売されるようになりました。寒天にはガン予防や血圧、血糖値を下げる効果があります。とくに寒天を食べると体内で分解されてできるアガロオリゴ糖が注目され、錠剤などが販売されています。
また、寒天は便秘を解消したり、糖分や油分の吸収を抑制することから、ダイエット食品として人気を集めています。寒天をドリンク状にしたTakaraの「飲む寒天」は、糖類ゼロで1日に必要な食物繊維が補充できるというものです。グレープフルーツ味で飲みやすくなっています。
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